​中国におけるカプセル生産方法の主流は、手作業工房であったため技術設備の遅れ、生産率の低さ、品質劣化等様々な問題がおきていました。そんな中、2012年4月に食用ゼラチン代用として安価な工業用の有毒接着剤が違法使用されていたいわゆる毒カプセル事件が中国国内で起こりました。中国国家食品薬品監督管理局による調査の結果、医薬品メーカーの薬用カプセルのうち12.7％にのぼる254社から安全基準を上回るクロム（人材に有害な重金属六価クロム）が検出され製造工場は生産販売中止に追い込まれる大打撃を受けました。それにより現在中国国内では需要が供給をはるかに上回っています。

 

浙江省紹興市新昌県では古くから「中国のカプセル生産基地」と呼ばれ、中国全土生産量（大凡3000億粒）の30％のシェアを占めていましたが、毒カプセル事件を機に新昌産カプセルの悪評が広まり経済に大きなダメージを及ぼしていました。カプセル安全性が注目される中、中国浙江省の優良企業と植物由来で安全性の高いカプセルを製造するため2014年に日中合弁企業である浙江前明植物胶囊科技有限公司を設立しました。また日本国内販売を行うため2017年に当社を設立し日中友好友愛精神の基、「お客様へ低価格で安心安全な商品を提供する」をモットーに商品の品質向上を取り組んでまいります。

今後共、変らぬご愛顧ご支援賜ります様、よろしくお願い申し上げます。

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​　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前田　進